6月の無料公開ラインナップは、那須ショートフィルムフェスティバルなどで高い評価を得た珠玉の短編4作品をお届けします。限られた尺の中でキャラクターの心理をどう描き、観客の感情を揺さぶるのか、自主映画制作における演出や構成の引き出しを増やす絶好のインプットとしてぜひご活用ください。

📅 6月3日(水) 配信開始

1. 『ランチメイト症候群』

🏆 実績: 那須ショートフィルムフェスティバル 那須アワード2019 ノミネート作品、おおぶ映画祭2020セレクト作品

  • 監督: 浜崎正育子
  • 出演: 渡辺優奈、森脇里奈、藤井正子

【作品紹介】
高校生の真由美は、祖母が作ってくれたお弁当をクラスメイトにけなされたため、トイレで一人お昼を食べていた。隣のトイレで同じくお昼を食べていた友香と顔は見えないが徐々に会話をするようになる。祖母のお弁当をきっかけに、本当の自分でいられる居場所、友人を見つけていく。

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📅 6月10日(水) 配信開始

2. 『ペールブルーがかさなる』

🏆 実績: 那須ショートフィルムフェスティバル 那須アワード2019 ノミネート作品

  • 監督: 田中麻子
  • 出演: 佐倉星、白木孝宜、藪田真衣

【作品紹介】
23歳・高卒・フリーターの留凪。ある日、友達の加奈にレジのバイトを紹介してもらう。働く中で様々なお客さんや同僚と出会う留凪。仕事に悩みを抱える兄・晃の「なぜ働くのか?」という問いの答えを考える。

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📅 6月17日(水) 配信開始

3. 『犬が伝えたかったこと』

🏆 実績: 那須ショートフィルムフェスティバル2020 上映作品、那須アワード2020 ノミネート作品

  • 監督: 山岸謙太郎
  • 出演: 諏訪太朗

【作品紹介】
定年を迎えた初老の男性、半月前に死別した妻が世話していた老犬の散歩に初めて出てみることに。その散歩コースの中で触れ合う町の人や見る景色、そこには亡き妻の想いが溢れていた。本作品は、サンクチュアリ出版より発行された書籍「犬が伝えたかったこと」のストーリーを元に作られました。ストーリーを執筆した山尾活寛が企画、脚本と音楽を担当し、山岸謙太郎監督に依頼し完成させた短編映画です。

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📅 6月24日(水) 配信開始

4. 『僕だけは知っている』

🏆 実績: 那須ショートフィルムフェスティバル 那須アワード2019 ノミネート作品

  • 監督: 上條大輔
  • 出演: 野上天翔、坪内陽子、柳鶴マコト

【作品紹介】
14歳の少年・天翔(たかと)は父の暴力から母を守ろうと誓う。ある日彼が目を覚ますと、目の前で父が死んでいた。容疑をかけられた母親の身の潔白を示すため、天翔は一人奔走するが…。

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💡 映画制作のヒント:
今回のラインナップは、ワンシチュエーションや日常の切り出しから普遍的なドラマを立ち上げる「脚本・構成の妙」が光る作品ばかりです。「トイレの個室」「犬の散歩コース」といった身近な設定を、キャラクターの内的変化を促す舞台へと昇華させる空間の演出手法は、低予算や限られたリソースでの映画制作において非常に強力な武器となります。各監督が散りばめた視覚的・聴覚的なフック(小道具やセリフの配置)に注目し、自身の演出の引き出しとして吸収してください。